伊勢 中上城


お城のデータ
所在地 三重県員弁郡東員町中上字西山
遺 構 曲輪、土塁、空堀
形 式 平山城 築城者: 坂太郎左衛門 築城年代: 明応年間


見 ど こ ろ
 中上城は、花戸城よも呼ばれ、北に三弧子川に突き出したようなに東西が深い谷となっている半島状の台地に築かれている。東側の谷に沿って、花扉橋から山に向かって登る。途中、右手に中上城の別名花戸城と刻まれた石碑がある。ちょうどこの石碑の背後が城域だ。

 坂を登り詰めた所に土塁が残っていて、その土塁を乗り越えて墓地となっている曲輪内に入る。この曲輪を含めて、竹藪と雑木林の中には3つの曲輪がよく残っていた。


歴     史
 中上城は、明応年間に坂太郎左衛門によって築かれた。その後の詳細については定かでない。


お城へのアクセス
鉄 道: JR関西本線桑名駅、近鉄名古屋線桑名駅〜バス/中上
 車 : 東名阪道桑名IC〜県道63号線〜国道421号線〜県道623号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
近代的な工場の背後にある雑木林の中に残るお城。
  • 中上城の登城口
    中上地区のバス停(中上)から西に約100m行くと信号があり、ここを左折、直ぐに小さな交差点があり、ここを右折して三弧子川の堤防上の細い道を一路西へと進む。一つ目の橋が花扉橋だ。橋のところに中上城への標識がある。南側の右手丘陵が中上城だ。橋を渡って山道を直進すれば、途中に石碑がある。

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