遠江 中泉陣屋


お城のデータ
所在地 静岡県磐田市中泉字御殿
遺 構 移築門
形 式 陣屋 築城者: 徳川家康 築城年代: 戦国時代


見 ど こ ろ
 中泉陣屋は、幕府の代官陣屋で中泉御殿の一角にあった。JR磐田駅南側近くに中泉御殿と陣屋跡が「御殿遺跡公園」となっていて、石碑や案内板が立てられている。もっとも公園は陣屋のほんの一部にしか過ぎず、宅地化され遺構などは何も残っていない。磐田市新島の民家に陣屋門が移築されて残ってる。


歴     史
 中泉陣屋は、戦国時代末期に徳川家康によって築かれた。天正18年に徳川家康が関東移封となるが、秀吉より在京賄料として10万石が与えられた中に、遠州中泉も含まれ、これ以降に陣屋(代官所)が置かれと考えられている。徳川幕府成立後、中泉陣屋は遠江8郡・駿河2郡で大凡6万石を支配して明治に至った。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線磐田駅〜徒歩約5分
 車 : 東名磐田IC〜県道86号線〜県道56号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
遠江・駿河で8万石の天領を支配した幕府代官所。

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