大和 南都奉行所


お城のデータ
所在地 奈良県奈良市北魚屋西町
遺 構 なし
形 式 陣屋 築城者: 大久保長安 築城年代: 慶長8年


見 ど こ ろ
 南都(奈良)奉行所は、現在の奈良女子大学の敷地となっている地にあった。奉行所は、方形で周囲に堀が廻らされ、大学正門の位置に奉行所正門があった。また、資料に拠れば、女子大学の敷地西側には中世に中坊氏館・北小路氏館があったとか。


歴     史
 南都(奈良)奉行所は、慶長8年に大久保長安が奈良派遣奉行衆統轄の職にあった時に築かれた。慶長18年に中坊秀政が『南都奉行』に任命され、興福寺・東大寺等の大寺院の監視と奈良町支配が職務であった。江戸中期には大岡越前守忠相の父忠高も南都奉行を務め、幕末には後に勘定奉行になった川路聖膜も南都奉行を務めている。


お城へのアクセス
鉄 道: 近鉄奈良線近鉄奈良駅〜徒歩約10分
 車 : 西名阪道郡山IC〜国道24号線〜国道369号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
大岡越前守忠相の父忠高も務めた奉行所。

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