三河 椎 城


お城のデータ
所在地 愛知県豊田市則定町本郷
遺 構 曲輪、堀切、土塁
形 式 山城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 椎城は、則定陣屋のあった則定小学校裏山に築かれていて、則定地区の三城(則定城則定小畑城・椎城)で一番規模のあるお城だ。小学校の裏手にある鈴木正三史跡公園から遊歩道が山頂の城跡まで通じていて、二の曲輪と東の曲輪との間にある堀切に至る。

 城の縄張りは、山頂部尾根筋を削平して連郭式に東の曲輪・二の曲輪・主郭・北の曲輪、三の曲輪と並び、主郭南西部の尾根筋一段下がって帯曲輪が配されている。主郭と二の曲輪の間には堀切があり、二の曲輪からの進入路に対して主郭切り岸とこの堀切で防衛ラインを形成している。


歴     史
 椎城は、築城年代や築城者については定かでないが、鈴木重善を祖とする三河鈴木氏の一族で、鈴木十内、重氏が城主であった。


お城へのアクセス
鉄 道: 名鉄三河線豊田市駅〜徒歩/喜多町4丁目〜バス/則定本郷
 車 : 東海環状道豊田松平IC〜国道301号線〜県道487号線
駐車場: 則定町集会所の無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
則定地区の三城で一番規模のあるお城。

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