甲斐 飯富氏屋敷


お城のデータ
所在地 山梨県甲斐市西八幡
遺 構 なし
形 式 居館 築城者: 飯富氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 飯富氏屋敷は、西八幡地区にある常照院北側の住宅地と畑地一帯に築かれていたと推定され、道路脇に道祖神や庚申塔が祀られていて、その脇に「おてい堀」の碑が建てられていた。このおてい堀が居館の堀で大正年間に埋められたと碑文にあった。


歴     史
 飯富氏屋敷は、築城年代は定かでないが飯富氏よって築かれた。飯富氏は、諸説あるが甲斐源氏の一族で、逸見光長の猶子宗長が飯富郷を領して飯富氏を称した。戦国時代、飯富虎昌は武田家宿老として信虎・信玄の二代に仕え、信玄の嫡男義信の傅役を務めてた。永禄8年に義信を担いで謀反を企てたとしてとらえられ責任をとる形で自害した。飯富氏の家臣団は、虎昌の弟山県昌景が引き継いでいる。


お城へのアクセス
鉄 道: JR中央本線竜王駅〜バス/JA玉幡支店
 車 : 中央道甲府昭和IC〜県道8号線〜県道25号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
武田信玄の宿老飯富虎昌の居館。

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