上野 荻窪城


お城のデータ
所在地 群馬県前橋市荻窪町元屋敷
遺 構 曲輪、土塁、空堀
形 式 平城 築城者: 赤荻氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 荻窪城は、寺沢川西岸の河岸段丘となっている自然地形を利用して築かれた城だ。現在、荻窪公園の南東部に主郭部分が公園となっている。 

 荻窪城は、連郭式に曲輪が配置された縄張りで、主郭を取り囲む土塁、主郭と北側の曲輪とを隔てる空堀があり、この空堀に繋がる西側の空堀は「横堀」となっていた。北側と南側の曲輪は、民家と農地となっている。


歴     史
 荻窪城は、築城年代は定かでないが赤荻氏よって築かれた。文和2年には赤荻智宣・智則が居城していたと資料にあり、大胡城の出城として機能していた。

 城全体が自然地形を利用した形で造られ、幅約8m×深さ約6mの堀は現在でもその原形が残されている。また、城主の墓と伝えられる石造物が堀の北側にあり、大日如来を祭った場所には大日塚と赤城塔がある。


お城へのアクセス
鉄 道: 上毛電鉄江木駅〜徒歩約10分
 車 : 関越道前橋IC〜国道17号線〜県道3号線/荻窪町〜市道
駐車場: 荻窪公園(荻窪城)の無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
主郭を取り囲む土塁と空堀が今も残る小豪族のお城。

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