信濃 大出古城


お城のデータ
所在地 長野県上伊那郡箕輪町中箕輪字大出
遺 構 曲輪、堀
形 式 平山城 築城者: 大出兵庫守 築城年代: 健保年間


見 ど こ ろ
 大出古城は、天竜川右岸の河岸段丘崖を利用して築かれている。古城南側の大永寺境内を挟んで大出城が国道脇にある。古城は、現在は宅地と水田となっていて、どこまでが城域であるか判断付かない。ただ、民家の北側に堀が残っていて、これから約50m四方が主郭で、北側の崖に沿って更に曲輪があったのだろうか?


歴     史
 大出古城は、建保年間に坂西長門守の次男兵庫頭が箕輪の地を領して大出の地に居館を構え大出氏を称した。建武年間に大出氏は木曽家村によって滅ぼされ、替わって家村の嫡男義親が伊那を与えられ、以後6代義行まで居城した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR飯田線伊那松島駅〜バス/大出
 車 : 中央道伊北IC〜国道153号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
民家の北側には自然地形を更に掘った堀が残っているのだが・・・。

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