伊賀 大井伊豆介城


お城のデータ
所在地 三重県伊賀市楯岡
遺 構 曲輪、土塁、空堀
形 式 丘城 築城者: 大井氏 築城年代: 元亀年間


見 ど こ ろ
 大井伊豆介城は、楯岡地区の浄林寺西側の丘陵先端部を利用して築かれている。 

 城の縄張りは、方形の主郭と北側に腰曲輪を配置している。主郭の東・北側には土塁と空堀が完存している。北西部の土塁と空堀部分が綺麗に伐採され、往時の姿を彷彿させてくれる。また、主郭の南西隅にも土塁が残っている。 


歴     史
 大井伊豆介城は、元亀年間かそれ以前に大井氏によって築かれた。大井氏は、源義光の後裔と称する大井内蔵人守行が応仁の乱後、伊賀楯岡に来て居館を構えた。 

 曾孫大井伊豆介守高は、元亀2年に仁木義親の軍と戦い、天正9年に織田信長の武将滝川一益・丹羽長秀の軍を迎え撃ちし討死した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR関西本線新堂駅〜徒歩約15分
 車 : 名阪国道下柘植IC〜県道133号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
台地上には三方に空堀と土塁が廻っていた・・・。

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