大隅 舞鶴城


お城のデータ
所在地 鹿児島県霧島市国分中央2丁目
遺 構 曲輪、門、石垣、堀
形 式 平城 築城者: 島津義久 築城年代: 慶長年間


見 ど こ ろ
 舞鶴城は、国分御屋形ともよばれ背後にある隼人城の南麓に築かれた城だ。いざ事あるときは隼人城に立て籠もる戦術を想定した隼人城と一体となった城といえる。

 現在の国分小学校と国分高校のグランド一体が城域で、南面に石垣と堀が残っている。堀には二ヶ所江戸時代の外城時代に石橋が設けられている。舞鶴城内陣の朱門が復元されいる。この門は細山田氏が島津義久から拝領した門で昭和50年にこの地移された。


歴     史
 舞鶴城は、慶長年間に島津義久によって築城を開始され、慶長9年には義久が富隈城から舞鶴城へ居城を移し、慶長19年に亡くなるまでの10年間この城で過ごした。江戸時代は外城として地頭館が置かれ明治に至った。


お城へのアクセス
鉄 道: JR日豊本線国分駅〜バス/中の馬場
 車 : 東九州道国分IC〜県道472号線〜市道
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
小振りな朱門が復元されているお城。

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