信濃 大田切城


お城のデータ
所在地 長野県駒ヶ根市赤穂字北割北原
遺 構 曲輪、空堀
形 式 平山城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 大田切城は、大田切川に架かる新大田切橋南詰め東側の河岸段丘崖を利用して築かれている。農道脇に標柱が立てられていて、標柱背後の雑木林へ足を踏み入れると、すぐに堀の遺構が現れる。

 城の縄張りは、約40m四方の方形居館形式で、崖に面した北側を除いて三方に堀を巡らしているが、大田切川に相当削り取られていて、往時の1/3程度の広さしか残っていない。


歴     史
 大田切城は、築城年代や築城者は定かでないが、治承年間には菅友則が居城していた。治承4年、甲斐源氏武田信義・一条忠頼が諏訪郡・伊那郡への侵入し、平家方であった大田切城を囲んだ。城主菅友則は城を自焼させ自刃して果てた。


お城へのアクセス
鉄 道: JR飯田線駒ヶ根駅〜バス/北原下
 車 : 中央道駒ヶ根IC〜県道75号線/北原〜市道/北原北
駐車場: なし


ひとくち MEMO
源平合戦の頃に「平家四城」の一つに数えられたお城。

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