甲斐 連方屋敷


お城のデータ
所在地 山梨県山梨市三ヶ所字連方
遺 構 曲輪、土塁、空堀
形 式 居館 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 連方屋敷は、三ヶ所地区にある清白寺境内の西側にあり、JR東山梨駅を挟んで西側には武田氏時代に隆盛を誇った八日市場があり、この屋敷が武田氏の財政を支えた蔵前が置かれロケーションであることがよく分かる。

 連方屋敷は、概ね100m四方の方形居館形式の縄張りで、周囲を囲繞していた土塁と堀は北から西側は完存し、南と東側は一部欠損している。現在は、南側の道路沿いが民家敷地となっていて、道路沿いに連方屋敷の石碑と案内板が建てられ、民家敷地の北側一帯が公園化されている。


歴     史
 連方屋敷は、築城年代や築城者については定かでないが、武田氏統治時代の蔵前屋敷であったと推定され、蔵前屋敷の役人であった蔵前衆の頭であった古屋氏の居館も兼ねていたと考えられている。

 また、安田義定の9世安田光泰が「連峯入道」を名乗り、足利尊氏に仕えてこの屋敷に居住したことから「連峯屋敷」と称されたと云われている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR中央本線東山梨駅〜徒歩約10分
 車 : 中央道一宮御坂IC〜県道211号線〜国道411号線〜県道204号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
武田氏の財政を支えた蔵前衆の役所を兼ねていた居館。

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