常陸 龍ヶ崎城


お城のデータ
所在地 茨城県龍ケ崎市古城
遺 構 なし
形 式 丘城 築城者: 土岐治英 築城年代: 永禄10年


見 ど こ ろ
( 城内にある鹿島神社 )
 龍ヶ崎城は、龍ヶ崎市街の南側にある独立丘陵城山に築かれていた。茨城県遺跡地図に拠れば、城山にある県立龍ヶ崎二高の敷地から東側の住宅地、更にその東側の小高い丘にある御嶽神社境内までの一帯が城域であったようだ。

 城山が切り崩され住宅地となり、残る部分も高校敷地となっているため城の遺構は残っていない。ただ、高校の西側に残る鹿島神社は土岐氏は城の守護神として城内に祀ったもので、廃城後も伊達氏によって龍ヶ崎領内の守護神として修復したと伝えられている。


歴     史
 龍ヶ崎城は、永禄10年に土岐治英によって築かれ、治英の次男胤倫を城主とした。土岐氏は美濃守護土岐氏の一族で、江戸崎城を本拠に常陸国南部に勢力を誇っていたが、治英の子治綱が家督を継ぐ頃に北条氏の麾下に入る。天正18年の豊臣秀吉による小田原征伐に際して、豊臣方の佐竹勢に江戸崎・龍ヶ崎両城も攻め落とされ、土岐氏は改易となった。


お城へのアクセス
鉄 道: 関東鉄道竜ヶ崎線竜ヶ崎駅〜バス/根町
 車 : 圏央道阿見東IC〜県道68号線〜県道34号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
常陸国南部に勢力を誇った土岐氏の二大拠点となったお城。

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