河内 龍泉寺城


お城のデータ
所在地 大阪府富田林市龍泉
遺 構 曲輪
形 式 山城 築城者: 楠木正成 築城年代: 正慶元年


見 ど こ ろ
 龍泉寺城は、嶽山山頂部に築かれた城だ。山頂部付近には「富田林かんぽセンター」などの施設が建てられていて、どこまで城の遺構が残っているかは定かではない。

 嶽山山頂部には削平地が残り、南側に千人隠しと呼ばれる窪地が残っていた。また、西側にかけて細い帯曲輪ある。平時の居館としても利用されたであろう山麓の龍泉寺に是非立ち寄ってみたい。国の史跡に指定されている庭園の背後には嶽山の龍泉寺城が・・・。


歴     史
 龍泉寺城は、正慶元年に楠木正成によって築かれ、佐備氏が守将となった。建武4年、足利尊氏は細川顕氏に命じて龍泉寺城を攻め、南朝方と激戦の末落城した。

 室町時代後期、河内守護畠山氏は政長と義就が家督を争い、義就が龍泉寺城に籠もり政長と戦った。その後もこの2つの家系が守護職をめぐり争った。


お城へのアクセス
鉄 道: 近鉄河内長野線富田林駅〜バス/富田林かんぽセンター
 車 : 阪和道美浜北・南IC〜国道309号線〜府道201号線〜市道
駐車場: 富田林かんぽセンターの無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
山頂の城跡よりも根小屋となった龍泉寺がお奨め。

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