播磨 坂越浦城


お城のデータ
所在地 兵庫県赤穂市坂越上の山
遺 構 曲輪、石垣
形 式 山城 築城者: 山名宗全 築城年代: 享徳3年頃


見 ど こ ろ
 坂越浦城は、坂越港の直ぐ近くある大避神社の参道左手、ゲートボール場、その上が小さな公園となっている。この公園からは、眼下に坂越港、そして目の前には生島が浮かぶ、なかなかの眺め。城があったとは・・・。城は?と尋ねるよりも「番所跡は何処?」と尋ねた方がようさそうだ。 

 城の遺構は、ほとんど整地され公園と民家となっているため残っていないが、唯一一面だけに石垣が残っている。(ただし、この石垣すら後世の石垣と混在しているように思えた)


歴     史
 坂越浦城の築城者については諸説があるが、享徳3年頃に当時播磨を領していた山名宗全によって、坂越浦城とその背後の詰めの城とも云える茶臼山城(宝珠山山頂)共々築かれた。

 明応4年、龍野城主赤松村秀が通い城をして坂越浦城を持ち、坂越港を支配した。いつ廃城となったかは分からないが、江戸時代には赤穂藩の番所が坂越浦城址に置かれた。


お城へのアクセス
鉄 道: JR赤穂線坂越駅〜バス/坂越港
 車 : 山陽道赤穂IC〜国道250号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
瀬戸内の良港坂越浦を見下ろすお城。

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