讃岐 佐料城


お城のデータ
所在地 香川県高松市鬼無町佐料
遺 構 曲輪、堀
形 式 平城 築城者: 香西資村 築城年代: 承久年間


見 ど こ ろ
 佐料城は、勝賀山の東麓に築かれた城だ。県道33号線沿いの佐料のバス停(佐料地区の案内板、勝賀城への道しるべがある)のある交差点から西に200m程進むと右手に地区公民館?がありここに佐料城の案内板があった。

 この建物の北側に奥津神社の社がある。この辺り一帯が佐料城の主郭があったところだ。佐料城の案内板から県道へ向かって初めての交差点を左に曲がって北へ100m程進むと左へ入る路地がある。(奥津神社北側の民家の裏)ここを進むと、民家に囲まれているが佐料城の堀がL字状に残っている。


歴     史
 佐料城は、承久年間に香西資村によって築かれた。香西氏は、以後佐料城を平時の居城、勝賀城を詰の城として代々居城した。

 南北朝時代以後は讃岐守護細川氏との結び付きを深め、応仁の乱の頃、香西元資は香川元明・安富盛長・奈良元安と供に細川四天王の一人に数えられた。 

 戦国時代、四国平定を目指す長宗我部元親の讃岐侵攻に備えて、18代当主香西佳清は天正3年に藤尾城を築いて佐料城から藤尾城へと本城を移した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR予讃本線鬼無駅〜バス/佐料
 車 : 高松道檀紙IC〜県道177号線〜県道175号線〜県道33号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
讃岐の名家香西氏累代が平時に使用した居城。

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