山城 四条道場


お城のデータ
所在地 京都府京都市中京区新京極四条上ル中之町
遺 構 なし。
形 式 城郭寺院 築城者: 浄阿真観 築城年代: 応長元年


見 ど こ ろ
 四条道場(金蓮寺)は、東が浄心寺山門前、西が新京極のアーケード、北が新京極公園辺り、そして南が四条通、このラインに囲まれた方形の区画にあった。資料を片手にこの区画を廻るも石碑や標柱もなく、一人で遺構の形跡を辿る姿は、この区画の今の姿を見ると「完全に浮き上がった我が姿」と感じさせられてしまう。


歴     史
 四条道場(金蓮寺)は、応長元年に浄阿真観が祇陀林寺を改め金蓮寺と号したされる時宗の寺院。足利義満の庇護もあり寺勢を誇り、戦国時代の永禄元年には三好長慶がここに陣を張り、将軍足利義輝・細川晴元と対峙している。天正元年には織田信長が、足利義昭追放時に入洛した際にも四条道場に陣を置いている。

お城へのアクセス
鉄 道: 阪急電鉄京都線四条河原町駅〜徒歩約5分
 車 : 阪神高速京都線鴨川西IC〜国道24号線〜河原町通
駐車場: 四条河原町駅周辺の有料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
新京極の繁華街がかつては城郭寺院の跡だったとは・・・。

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