三河 島田氏陣屋


お城のデータ
所在地 愛知県新城市野田字西郷
遺 構 曲輪、土塁、移築門
形 式 陣屋 築城者: 島田成重 築城年代: 寛永2年


見 ど こ ろ
 島田氏陣屋は、幕府が慶長5年に代官曽根源蔵に築かせた代官所を継承して築かれている。往時と少し地形も変わっているが、かつては伊那街道に面して豊川の源蔵河岸が陣屋の南側にあった幕府代官所も置かれた交通の要所であった。

 現在は、果樹園と民家敷地となってるが、道路脇には土塁が残り、その上に陣屋の標柱が立てられていた。また、市内に陣屋の門が移築され残っている。


歴     史
( 夷則寺の山門 )
 島田氏陣屋は、寛永2年に島田成重によって築かれた。成重は、旗本島田重次の次男で結城秀康・松平忠直父子に仕えた。

 元和9年に忠直改易後、徳川秀忠により召し出され2,000石を領し、以後島田氏がこの地を11代に渡って領して明治に至った。


お城へのアクセス
鉄 道: JR飯田線野田城駅〜徒歩約15分
 車 : 新東名新城IC〜国道151号線〜県道392号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
2千石を領した旗本の采地陣屋。
  • 島田陣屋門の移築先
    夷則寺 愛知県新城市豊栄字向

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