下野 新地館


お城のデータ
所在地 栃木県那須烏山市大桶字新地
遺 構 曲輪、土塁、空堀
形 式 居館 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 新地館は、那珂川西岸の自然段丘を利用した城で、東側が川に面した段崖となっていて、現在は三島神社の境内となっている。城の遺構が完存している見応えのある城だ。

 国道から東に向かって参道を進むと、神社境内の川に面していない西側と南側に『折り』が施された土塁と空堀が築かれ、虎口がそれぞれ1ヶ所づつ設けられている。

 神社参道の配置から見て、西側の虎口が大手であろうか。 南側には内枡形が形成された虎口となっていた。(北よりの虎口は後世のものだろう) 


歴     史
 新地館は、築城年代や築城者など詳細について定かではないが、正平年間に松野・大桶の地を領して、その後勢力を伸ばした大関氏が築いたとする説が有力とされている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR烏山線烏山駅〜バス/竜の口
 車 : 東北道矢板IC〜県道74号線〜国道293号線〜国道294号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
神社境内を『折れ』の入った土塁と空堀が取り囲む居館。

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