尾張 品野城


お城のデータ
所在地 愛知県瀬戸市上品野町
遺 構 曲輪、空堀
形 式 山城 築城者: 大金重高 築城年代: 建保年間


見 ど こ ろ
 品野城は、稲荷神社の背後にある秋葉山に築かれた城だ。降雨のため秋葉山へは踏み込まなかったが、資料に依れば秋葉山は東海環状自動車道建設のために削り取られ、城の遺構も随分消滅してしまったようだ。また、中腹にある稲荷神社の境内は、城の根小屋であったと考えるのだが・・・。


歴     史
 品野城は、建保年間に山田重忠の家臣大金重高によって築かれた。延文3年、宗良親王の家臣戸田宗忠が城主となった。戸田氏は、応永年間に移り、織田信秀の家臣坂井秀忠が城主となった。

 享禄2年岡崎城主松平清康(家康の祖父)に攻められ落城した。松平信定−家重−家次と松平氏が城主となり、永禄元年に織田勢の攻撃を受けたが逆襲して大勝したが、永禄3年に織田信長が攻め、品野城は焼失し廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: 名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅〜バス/中町
 車 : 東海環状道せと品野IC〜国道363号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
東海環状道の建設で曲輪群が削り取られたお城。

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