信濃 西山城


お城のデータ
所在地 長野県大町市大字常盤
遺 構 曲輪、土塁、堀切
形 式 山城 築城者: 矢口筑前守 築城年代: 室町時代


見 ど こ ろ
 西山城、大洞山から東に伸びる尾根筋に築かれた城だ。西山地区の県道306号線(千石街道)沿いに碑と案内板が建てられていて、ここから尾根筋まで百曲がりの登城道を登る。登り切ったところが三の丸だ。

 三の丸から尾根道を登り、数筋の堀切を経て二の丸へと着く。二の丸北側には土塁が残り、この土塁の背後が高さ5〜6mはあろう大堀切がある。この堀切から更に15分ほど登ると本丸だ。本丸には小さな社が建立されている。社の裏から搦め手道となり空堀と数段の曲輪が背後に備えられていた。  


歴     史
 西山城は、室町時代(諸説あり)に仁科氏の家臣矢口筑前守によって築かれた。仁科氏の居館(館之内・天正寺)を南方面を守備する城として使用された。


お城へのアクセス
鉄 道: JR大糸線安曇沓掛駅〜徒歩約20分(登城口)
 車 : 長野道豊科IC〜県道57号線〜国道147号線/沓掛〜市道
駐車場: なし(登城口脇に1台程度の駐車スペースあり)


ひとくち MEMO
二の丸背後の大堀切りは圧巻・・・。

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