山城 相国寺境内


お城のデータ
所在地 京都府京都市上京区相国寺門前町
遺 構 なし
形 式 城郭寺院 築城者: 足利義満 築城年代: 永徳2年


見 ど こ ろ
 同志社大学の北側にある相国寺は、京都五山の第二位に列せられる臨済宗相国寺派の総本山。

 創建当時は、現在の境内加えて、北は烏丸中学校・鴨沂高校、南は同志社大学・同志社女子大学の敷地を含めた広大な地所であった。

 将軍家の室町殿に隣接していた為、戦乱に幾度も巻き込まれた為、堀を囲繞させ、自衛の為に寺は城郭化した。現在は城郭化した遺構は残っていないが、発掘調査では堀と土塁が多数あったことが確認されているとか。


歴     史
 相国寺は、永徳2年に足利義満が「花の御所」の東隣に創建し、夢窓疎石を開山とした。

 応仁元年から文明9年まで続いた応仁・文明の乱では東軍細川勝元の陣所となり、西軍山名宗全方に攻められ焼失、天文20年には細川晴元が相国寺に陣を張り、三好長慶と戦って敗れた細川勢が寺に火をかけ敗走して焼失している。


お城へのアクセス
鉄 道: 京都市営地下鉄烏丸線今出川駅〜徒歩約5分
 車 : 阪神高速京都線鴨川西IC〜国道367号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
応仁・文明の乱には東軍細川勝元の本陣が置かれた。

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