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| ( 政庁正殿跡 ) |
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| ( 政庁南門跡 ) |
多賀城は、利府JCTの東側にある加瀬沼・加瀬沼公園から南側にある小高い丘陵上に築かれている。
陸奥国の国府であり鎮守でもあった多賀城の規模は驚くほど広い。多少のアップダウンはあるが、約1,000m四方の歪な方形をした縄張りで、塀で周囲を取り囲み、北を除く三方に門を設けていた。
ほぼ中央部には東西103m×南北116mの規模を誇る政庁が置かれ、内部には正殿・後殿・脇殿・楼などの建物があり、南正面に政庁の正門である南門が建ち、周囲を回廊が巡らされていていたとか。この南門から南門から外郭南門まで丘陵を一直線に下るように石段と道路が設けられている。また、外郭南門側には「多賀城碑」を見ることができる。
正殿の外、外郭内部の各所には実際に政務を執った役所の建物、兵士の宿舎等の建物が建ち並んでいたことが発掘調査によって判明している。外郭北東部の大畑地区には外郭東門と櫓の土塁が復元され、役所北門跡等の遺構を見ることができる。、丘陵を一直線に下るように石段と道路が復元された丘陵を一直線に下るように石段と道路が復元された殿、楼などを計画的に配置して、脇殿、後殿、楼などを計画的に配置して |