越前 多賀谷館


お城のデータ
所在地 福井県あわら市山十楽
遺 構 なし
形 式 居館 築城者: 多賀谷氏 築城年代: 慶長年間


見 ど こ ろ
 多賀谷館は、山十楽の照厳寺バス停の東側に位置する台地先端部に築かれていた。館内は現在は水田・畑地・雑木林となっていて遺構などは何も残っていないが、舌状になった台地端は切岸状になっていて、かつての館の面影を見ることができた。


歴     史
 多賀谷館は、慶長年間に多賀谷氏によって築かれた。慶長5年の関ヶ原後に越前に入封した結城秀康は、加賀前田家に備えるため重臣多賀谷氏を配したが、7年後には廃城となった。尚、重臣多賀谷氏は、結城氏の与力となっていた多賀谷重経の長男三経と考えられる。


お城へのアクセス
鉄 道: JR北陸本線芦原温泉駅〜バス/照厳寺
 車 : 北陸道加賀IC〜県道61号線〜国道305号線〜県道29号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
結城秀康が前田家に備えて構築させた館。

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