信濃 武石城


お城のデータ
所在地 長野県上田市上武石字小路
遺 構 なし
形 式 居館 築城者: 大井長信 築城年代: 永和元年


見 ど こ ろ
( 中山城の遠景 )
 武石城は、武石川左岸の河岸段丘を利用して築かれていて、対岸の城山には武石城の詰の城である中山城のある。

 武石城は、現在の武石小学校とその北側にある住宅地一帯が城域とされ、東西50間×南北80間の広さがあったようだ。ただ、小学校や住宅化により、堀や土塁などの遺構は全く残っておらず、城が方形居館の縄張りであったとは思えるのだが、想像するしか手がない。


歴     史
 武石城は、永和元年に大井長信によって築かれた。大永年間には大井信広が居城していたと云われ、大石氏はその後、天文14年には丸子氏や祢津氏らと共に武田氏に降っている。文禄2年に大井正棟が継嗣なく没し断絶して城は廃城となり、以後真田氏の代官屋敷が置かれた。


お城へのアクセス
鉄 道: しなの鉄道上田駅〜バス/学校前
 車 : 上信越道上田菅平IC〜国道18号線〜国道152号線〜県道62号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
武石川流域に勢力を誇った大井氏代々の居館。

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