三河 田峯城


お城のデータ
所在地 愛知県北設楽郡設楽町田峯
遺 構 復元櫓、御殿、厩、土塁、曲輪
形 式 山城 築城者: 菅沼定信 築城年代: 文明2年


見 ど こ ろ
 「戦国時代の山城とは、こんな様子だったのか」と感激した。中世・戦国時代のの山城を訪れると、雑木林と化している城や植林され樹木だらけの中、城の遺構を見て、ありし姿を想像するどころではない山城がほとんどなのだから。

 田峯城を訪れて、山城の本来の姿をイメージし易くなったのは確かだ。山頂に御殿・物見櫓・門・厩が復元されている。


歴     史
 戦国時代、奥三河で勢力のあった山方三方衆の田峯菅沼氏の本城。この田峯菅沼氏が菅沼宗家である。
 
 田峯城は、文明2年に菅沼定信によって築かれた。菅沼氏は、定信−定忠(定賢)−定広−定継−定忠と続く。菅沼定忠は、武田勝頼に従って長篠の合戦に出陣している。長篠の合戦後、田峯城は奥平信昌の持ち城となるが、天正18年に奥平信昌が関東に移りると廃城になった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR飯田線本長篠駅〜バス/田峯
 車 : 新東名新城IC〜国道151号線〜国道257号線
駐車場: 田峯城の無料駐車場(10台程度)を利用


ひとくち MEMO
「戦国時代の山城とは、こんな様子だったのか」と復元されているお城。

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