丹後 大野城


お城のデータ
所在地 京都府京丹後市大宮町口大野
遺 構 曲輪
形 式 丘城 築城者: 大野氏 築城年代: 戦国時代


見 ど こ ろ
 京丹後大宮駅から旧街道沿いに連なる大宮の市街地を見下ろすように小高い丘(独立丘)が大野城跡だ。城跡には、現在大野神社の境内となっている。本殿への登り口脇に大野城の案内板が立てられていた。

 鳥居をくぐり、石段を登ると広い境内があり、さらに中央部の石段を登ると神社の本殿がある。神社の建立により城の遺構は残っていないが、独立丘を二段に削平して曲輪を配したことだけはわかる。


歴     史
 大野城は、戦国時代に大野氏によって築かれた。この大野氏より豊臣秀吉・秀頼に使えた大野治長・治房・治胤・治純兄弟が出ている。淀君の乳母であった大蔵卿局の子大野治長は、天正17年に秀吉より和泉佐野と丹後大野にて1万石を与えられ大名となっている。


お城へのアクセス
鉄 道: 北近畿タンゴ鉄道宮津線京丹後大宮駅〜徒歩約10分
 車 : 鳥取豊岡宮津道与野天橋立IC〜国道176号線〜国道312号線〜県道657号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
淀君の乳母大蔵卿局の子大野治長が大名となって領したお城。

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