大和 丹治城


お城のデータ
所在地 奈良県吉野郡吉野町丹治
遺 構 曲輪、井戸
形 式 山城 築城者: 不明 築城年代: 南北朝時代


見 ど こ ろ
 近鉄吉野線と県道が狭い谷間を吉野の山へと登って行く。その谷間の東側の峯に丹治城が築かれている。南朝の本城となった吉野城(金峯寺と吉野山一帯)へと通じる谷の入口を守る城だ。

 城の縄張りは、東西に長い山頂部東側に主郭を置き、三段に分かれた曲輪がある。北側に主郭の曲輪郡を守る帯曲輪が設けられ、ここに井戸の遺構(水は涸れている)が残っていた。尚、この丹治城の他にも吉野の山を守る支城が吉野川南岸に六田城・飯貝城が点在している。


歴     史
 丹治城は、築城者は定かでないが南北朝時代に南朝の本拠吉野城の支城として築かれた。


お城へのアクセス
鉄 道: 近鉄吉野線吉野神宮駅〜徒歩約10分
 車 : 京奈和道橿原北IC〜国道24号線〜国道169号線
駐車場: 丹治地区公民館の無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
吉野山への入口を守る支城の一つ。
  • 丹治城の登城口
    丹治地区公民館の駐車場奥にある金龍寺山門右脇に丹治城の道しるべがある。道しるべに従って寺の塀に沿って背後の山へ。遊歩道入口に案内板がある。城の登城口は、案内板から右手の山道(未包装)を登る。山頂の城跡まで約15分。

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