甲斐 筑前原の塁


お城のデータ
所在地 山梨県笛吹市一宮町東原字筑前原
遺 構 曲輪、土塁
形 式 居館 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 筑前原の塁は、一宮西小学校南側に隣接しいる住宅地・果樹園から泉正寺境内一帯に築かれ、東西98m×南北90mの規模がある。

 堀田備前の居館とも云われているが、現在も竹藪の中に残る土塁の遺構が、江戸時代の武家居館の様式とは異なるため、屯倉等の国府に関連する遺構とも考えられ、また隣接する林部神社の神官や社司らの居館とも推察されている。発掘調査によれば、堀と土塁の遺構以外にも平安時代から中世までの住居跡や柵列等も出土している。


歴     史
 筑前原の塁は、築城年代や築城者については諸説あり詳細なことは定かでないが、平安時代に堀田備前が居住していたとも云われている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR中央本線石和温泉駅〜バス/甲斐奈園前
 車 : 中央道一宮御坂IC〜県道211号線〜国道20号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
小学校グランド南に広がる竹藪の中には土塁が・・・。

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