土佐 千屋城


お城のデータ
所在地 高知県南国市田村字本吉
遺 構 曲輪、土塁
形 式 平城 築城者: 千屋氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 千屋城は、田村土居とは高知空港を挟んでちょうど南側に対峙するようにあった。北から県道31号線で高知空港の下を潜り抜けた右手の集落と水田となっている一帯が城址だ。

 下田村公民館の西側に八幡宮が祀られており、この辺りが千屋城の主郭であったところだ。片隅に千屋城の城石碑が建てられていた。南側の畑にはL字形に土塁が残っていて、更に八幡宮北側の民家前との間にある水田が堀跡で、その外側に土塁の一部が残っている。このラインから推定すれば約60m四方の方形居館が浮かび上がる。 


歴     史
 千屋城は、築城年代は定かではないが国人領主千屋氏によって築かれた。

 千屋氏は、天授6年に細川頼益が田村土居に入って以後、細川氏の被官となっていた。 永正4年に細川勝益が京へと移ると土佐国も戦国時代へと入り、長宗我部国親が勢力を拡大すると千屋貞堯は長宗我部氏に降っている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR土讃線後免駅〜バス/下田村
 車 : 高知道南国IC〜県道31号線
駐車場: 下田村公民館の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
国人領主千屋氏の居館であったお城。

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