下野 富田城


お城のデータ
所在地 栃木県栃木市太平町富田
遺 構 土塁、堀
形 式 平城 築城者: 富田成忠 築城年代: 嘉吉元年


見 ど こ ろ
 富田城は、JR両毛線によって城は南北に分断されているが、現在の大平西小学校の敷地一帯に築かれていた。

 小学校北側の線路沿いに「城山」と呼ばれるところがある。これが、富田城の二の丸北辺の土塁だ。土塁の高さは約5m程もあろうか。この土塁以外にも堀がのこっていると資料にあったが、周辺を見た限りではよく分からなかった。また、小学校正門前の左手の水田にも土塁の名残と思われる土盛も見受けられた。


歴     史
 富田城は、伝承によれば嘉吉元年に富田成忠によって築かれ、成忠−忠宗と続き、以後富田氏代々の居城となった。弘治3年、富田近信は皆川城主皆川俊宗と戦ったが敗れ富田城は落城した。その後、富田城は皆川城の支城となった。 


お城へのアクセス
鉄 道: JR両毛線大平下駅〜徒歩約10分
 車 : 東北道佐野藤岡IC〜国道50号線〜県道11号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
小学校の北側には城山と呼ばれる土塁の遺構が残るお城。

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