遠江 堀田城


お城のデータ
所在地 静岡県菊川市西方字堀田
遺 構 曲輪、土塁、堀切
形 式 山城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
( 主郭と土塁 )
 堀田城は、掛川市街地南側にある丘陵が東へと伸びた先端部を利用して築かれ、北から東側は西方川が天然の堀の役目をしている。

 正法寺の墓地背後から丘陵上まで遊歩道が付けられ一番東側の曲輪は堀田神社の境内となっている。神社から遊歩道を進むと堀切があり、更に三段の曲輪が尾根筋に並んでいる。

 大堀切を挟んで西側に二段に分かれた主郭があり、主郭から北西方向に伸びる尾根に筋とは二重の堀切と土塁で遮断線を構成していた。規模は小さな城だが尾根筋を大堀切や二重堀切など見応えのある一城だ。


歴     史
( 主郭北西側の二重堀切 )
 堀田城は、築城年代や築城者については定かではないが、室町時代初期に築かれたと考えられ、その後西方を領した何人かの領主が居城したものと推定される。

 城主として名が伝えられているのが堀田正法で、城の東麓にある正法寺を開基した人物とされている。また、戦国時代に松下嘉兵衛が居城していたと伝えられている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線菊川駅〜徒歩約15分
 車 : 東名道菊川IC〜県道79号線〜県道37号線
駐車場: 正法寺の参拝者用無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
小さな城だが尾根筋を大堀切や二重堀切など見応えのあるお城。

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