遠江 松原城


お城のデータ
所在地 静岡県掛川市大野字月夜平
遺 構 曲輪、土塁、堀切
形 式 丘城 築城者: 河合氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
( 居館東側の土塁 )
 大野地区の北側で逆川が大きく蛇行するが、この蛇行部に向けて東西に舌状丘陵が伸びる。松原城は、この丘陵の先端部を利用して築かれている。

 丘陵を南北に分断するように道路が通っているが、この道路は大堀切であろうか? 東側の丘陵には居館、西側の丘陵に主郭等の曲輪が並んだ縄張りであったようだ。

 ただ、西側の丘陵は墓地等になっていて、遺構は良く分からなかった。東側の居館は長松院境内となっていて、境内をコの字に取り囲むように土塁が残っていた。


歴     史
 松原城は、築城年代は定かでないが松原氏によって築かれた。明応5年に勝間田・鶴見氏によって攻められ落城し、城主河合成信は自刃した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道新幹線・東海道本線掛川駅〜バス/大野
 車 : 東名掛川IC〜県道38号線〜県道415号線
駐車場: 長松院の参拝者用無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
大堀切で主郭と居館がそれぞれ尾根に独立した縄張りのお城。

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