羽後 椿台城


お城のデータ
所在地 秋田市秋田市雄和町椿川
遺 構 土塁
形 式 平山城 築城者: 佐竹義理 築城年代: 慶長4年


見 ど こ ろ
 椿台城は、秋田空港と県立中央公園から秋田エアーポートラインを挟んで西側にある台地が椿台台地と呼ばれ、ここに城と城下町があった。

 現在は、秋田椿台カントリークラブの敷地と水田となっている。案内板に記載された文面によれば土塁が残っているとのことであったが、案内板の周囲には土塁らしき遺構を見つけることはできなかった。


歴     史
 椿台城は、慶応4年に佐竹義ェによって築かれた。本家佐竹義堯は、江戸定府の分家壱岐守家義ェに命じて支藩の城と城下町を築かせた。建設半ばで戊辰戦争が起き、椿台城一帯は久保田城防衛の拠点となり、付近一帯が戦場と化した。

 明治2年、義ェが隠居して嫡男義理が壱岐守家を相続したが、そのつかの間に雄勝郡岩崎へ移住し、僅か2年で椿台城は廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR奥羽本線和田駅〜バス/中央公園入口
 車 : 日本海東北道秋田空港IC〜県道61号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
戊辰戦争では久保田城防衛の拠点となったお城。

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