丹波 弾正屋敷


お城のデータ
所在地 京都府綾部市上杉町小嶋
遺 構 なし。
形 式 居館 築城者: 上杉朝定 築城年代: 南北朝時代


見 ど こ ろ
 関東管領上杉氏発祥の地上杉荘は、何鹿郡八田郷に含まれ、八田盆地の一角にある。朝定が築いたとされる弾正屋敷は、現在の上杉天満宮の境内となっている一帯にあった。屋敷の規模は90間四方の居館であったようだが、遺構などは何も残っていない。


歴     史
 建長4年、藤原重房が鎌倉将軍として関東に下向した宗尊親王に従った功により何鹿郡上杉荘を賜り、姓を上杉とした。重房は、後に武士として足利泰氏に仕え、孫清子が足利貞氏に嫁ぎ足利尊氏・直義兄弟の生母となっている。上杉氏は足利家中で婚姻関係から勢力を拡大し、重房−頼重−重顕−朝定と続き、4代朝定が本貫地に居館を構えた。


お城へのアクセス
鉄 道: JR山陰本線綾部駅〜バス/上杉
 車 : 京都縦貫道綾部安国寺IC〜国道27号線〜府道481号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
関東管領上杉氏の発祥の地に築かれた居館。

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