大隅 上井城


お城のデータ
所在地 鹿児島県霧島市国分上井
遺 構 曲輪
形 式 山城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 上井城は、「上井兼覚日記」で有名な上井兼覚の居城で、半島状につき出した台地に築かれている。

 南側の南公園(野球場・ゲートボール場)内の舗装道を上り詰めた所に山頂への登城道が付いている。上井城は、山頂部に三段の曲輪があり、展望台として一応整備されているが、曲輪以外に城の遺構を見ることはできなかった。 


歴     史
 上井城は、古代の熊襲梟師の居城と伝えられているが、築城年代や築城者については定かではない。 

 踏入弘氏がこの地を領し子孫が上井氏を称していたが、文明17年に帖佐城主島津忠兼が上井城を攻め城は落城している。

 弘治年間に島津貴久は弟忠将に上井の地を加増し、忠将戦死後は忠将の子以久が居城した。尚、上井氏はその後薩摩永吉へ移封された。


お城へのアクセス
鉄 道: JR日豊本線国分駅〜バス/南公園前
 車 : 東九州道国分IC〜県道472号線
駐車場: 南公園の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
南に錦江湾と桜島、北に隼人城を一望できる眺め抜群のお城。

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