越中 若栗城


お城のデータ
所在地 富山県黒部市若栗字中村
遺 構 曲輪、土塁
形 式 居館 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅からほど近い中村地区の公民館北側の水田の中に高々とした見事な土塁が見える。ここが若栗城だ。

 東西40間×南北42間の方形単郭の居館様式の縄張りの城だ。現在は東側を除く三方にコの字型に土塁が残り、城内は公園化されて北西隅の土塁上には八幡宮の社が建てられていた。かつて城を囲繞していた堀は、圃場整備により消滅してしまった。

 若栗城のすぐ近くに善念寺館長安寺館があり、両館もこの若栗城と同様にかつては高い土塁と堀に囲繞されていたようだ。


歴     史
 若栗城は、築城年代や築城者について定かでないが、城主として戦国時代に不悪凡斎右京輔、総田太郎左衛門が居城したと云われ、上杉氏の越中侵攻時に落城した。


お城へのアクセス
鉄 道: 富山地方鉄道舌山駅〜徒歩約10分
 車 : 北陸道黒部IC〜県道53号線
駐車場: なし(城内に駐車スペースあり)


ひとくち MEMO
三方に高い土塁が今も残る居館造りのお城。

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