丹波 山家城


お城のデータ
所在地 京都府綾部市広瀬町城山
遺 構 曲輪、土塁、堀切
形 式 山城 築城者: 和久義国 築城年代: 永禄6年


見 ど こ ろ
( 南 の 堀 切 )
( 二の丸虎口 )
 山家城は、江戸時代に山家を領した谷氏の山家陣屋背後の聳える甲ヶ峯山頂に築かれた中世城郭だ。陣屋前の駐車場から伊也神社を経て登城道が続いている。

 山家城の縄張りは、甲ヶ峯山頂部を長方形に削平して本丸と二の丸が主郭部を形成し、主郭部の東から南にかけて帯曲輪が巡らされている。南への伸びる尾根筋には堀切が掘られ、土橋の遺構が残る。

 主郭部北側には背後の尾根筋を遮断する大堀切は幅も深さもあり見応えがある。更に堀切を越えて北側の尾根筋の小ピークに二段の曲輪(殆ど自然地形に近い)があり、更に北側の尾根には和久氏改易の要因ともなった照福寺の遺構が残っている。


歴     史
( 本丸北側の土塁 )
 山家城は、永禄6年に和久義国によって築かれた。和久氏は、戦国時代に山家城を拠点として和知・上林を取り支配した。

 天正4年、織田信長の命による明智光秀の丹波攻略を再開する。天正9年に山家城は明智光秀に攻められ落城した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR山陰本線山家駅〜徒歩約20分(登城口)
 車 : 京都縦貫道京丹波わちIC〜国道27号線
駐車場: 城址公園前に無料駐車場あり。(10台程度)


ひとくち MEMO
山家の土豪和久氏の居城となったお城。

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