紀伊 山口御殿


お城のデータ
所在地 和歌山県和歌山市里
遺 構 石垣、堀跡
形 式 御殿 築城者: 徳川頼宣 築城年代: 嘉永11年頃


見 ど こ ろ
( 小学校東側道路沿いに残る石垣 )
 山口御殿は、紀州徳川家の唯一の公的施設として設けられ参勤交代時や幕府使者の休息所として利用された。御殿は、現在の山口小学校・幼稚園の敷地一帯に築かれていて、山口荘代官の山口氏館を踏襲したとされている。

 小学校の正門が御殿正門の場所に当たり、小学校の東側の道路に面して石垣の遺構がわずかに残っている。小学校正門内には石碑と御殿内にあったと思われる石橋が前庭に残っている。また、小学校校舎内には御殿の説明板などが掲示されていた。 


歴     史
 山口御殿は、嘉永11年頃に徳川頼宣によって築かれた。山口御殿の地には元々天正15年に易井秀明が築いた屋敷があった。秀明の養子重安が山口氏を称して、浅野幸長から山口荘のの代官に命じられている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR阪和線紀伊駅〜バス/イズミヤスーパーセンター
 車 : 京奈和道岩出根来IC〜県道63号線〜県道7号線
駐車場: 山口小学校の来客者用駐車場を利用


ひとくち MEMO
紀州徳川家が参勤交代幕府使者用に利用した御殿。

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