大和 曽根環濠


お城のデータ
所在地 奈良県大和高田市曽大根
遺 構 環濠
形 式 環濠集落 築城者: 不明 築城年代: 室町時代


見 ど こ ろ
 曽根環濠は、浄土真宗名称寺を中心とした環濠集落で「寺内村型」に分類され、集落の西〜北側にかけて現在は用水路化しているが環濠が残残っている。

 集落の中心部にある名称寺は、石山合戦では織田方に攻められているが、寺の山門前に残る堀は往時のものであるとか。城砦化された戦国時代の真宗寺院の面影を今に良く伝えている。 


歴     史
 曽根環濠は、室町時代に構築された。集落の中心となった名称寺は、康正9年に二條道場が大和百済から曽根の地に移転し、永正10年に寺号を二條名称寺となった。元亀3年、石山合戦では名称寺からも出陣したが、織田方の軍勢に攻められ陥落している。


お城へのアクセス
鉄 道: 近鉄南大阪線高田市駅〜バス/大曽根
 車 : 南阪奈道葛城IC〜県道165号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
真宗寺院の山門前に織田勢を迎え撃った堀が残っているが・・・。

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