淡路 柳澤城


お城のデータ
所在地 兵庫県淡路市柳沢乙
遺 構 曲輪
形 式 丘城 築城者: 柳澤氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 柳澤城は、市立青少年センター(旧柳沢小学校)から川を挟んで南側、舌状台地の先端部分に築かれた城だ。城跡への登城口は、川沿いの市道脇にある地区公民館の裏から登る。(公民館前の登り口に案内板がある。)

 城跡は、畑地となっていて土塁等の遺構は残っていないが、4段に分かれた曲輪をみることができる。城の南角には城主の守護神を安置したと云われている八王子権現の小さな社と教育委員会が建てた石碑がある。


歴     史
 柳澤城は、築城年代は定かではないが、室町時代の末期に淡路十人衆の一人柳澤氏の居城であった。柳澤氏は、直孝−直勝−直盛と続き、代々三好氏に従っていた。4代直盛の代、天正9年に羽柴秀吉の淡路侵攻によって落城した。

 直盛の甥直忠は、阿波木津城へと柳澤城落城後移るが、この木津城落城後、数年して柳澤の地に戻り蟄居(帰農か?)した。(現地案内板掲載文参照)


お城へのアクセス
鉄 道: 津名港、岩屋港〜バス/伊弉諾神社前〜徒歩約30分
 車 : 神戸淡路鳴門道津名一宮IC〜県道88号線〜県道465号線
駐車場: なし。(地区公民館前に路上駐車)


ひとくち MEMO
全く無名のお城だが、曲輪の形状が良く残るお城。

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