三河 浅谷城


お城のデータ
所在地 愛知県豊田市山ヶ谷町日影洞
遺 構 曲輪、土塁、堀切、竪堀
形 式 山城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 浅谷城は、神越川を見下ろす様に東西に延びる丘陵の尾根上に築かれ、東大見発電所付近から万昌院へと谷筋を登る中世の街道を押さえる城であった。寺側からは小高い丘に過ぎないが、南側の神越川からは比高100m以上はあり急斜面となっている。

 城の縄張りは、東西に延びる丘陵先端のピークに主郭と二の曲輪を置き、尾根に連なる東側には3条の堀切と土塁が残る曲輪で防御している。一方西側先端に向けて5段の段曲輪と2条の堀切が構築され、見応えのあるお城であった。


歴     史
 浅谷城は、築城年代や築城者については定かでないが、戦国時代に簗瀬九郎左衛門が城主としてあったと伝えられ、永禄年間には徳川氏に臣従していた。

 元亀2年に武田信玄による三河侵攻に時には、簗瀬氏は足助城主鈴木康重らと共に抵抗するが、武田氏に攻められ落城した。


お城へのアクセス
鉄 道: 名鉄名古屋本線東岡崎駅〜バス/足助〜タクシー
 車 : 東海環状道豊田松平IC〜県道39号線〜国道420号線〜県道364号線
駐車場: なし(登城口前に駐車スペースあり)


ひとくち MEMO
足助城と共に信玄の三河侵攻に抵抗していたお城。

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