備中 造山城


お城のデータ
所在地 岡山県岡山市北区新庄下
遺 構 曲輪、土塁、竪堀、横堀?
形 式 丘城 築城者: 毛利氏 築城年代: 天正10年


見 ど こ ろ
 造山城は、造山古墳を利用して築かれた陣城だ。急造の陣城ではあるが、丘の上にあった造山古墳は城地としては申し分なかったのだろう。

 円墳部分に主郭を置き、方墳部分に二の曲輪を配した縄張りで、主郭には囲繞していた土塁が東と南面に残っていて、円墳を直線的に削って切岸としており、城の遺構としても見応えのあるものだ。

 二の曲輪は、荒神社が祀られているが、ここも切岸状態地形となっている。神社の北側には、後世の畑の名残かどうかわからないが横堀状の地形があった。


歴     史
 造山城は、天正10年に毛利氏によって築かれた。詳細なことは定かでないが、備中高松城の攻防戦で、救援に駆けつけた毛利勢が陣城を構えたとされている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR伯備線総社駅〜バス/村上産業
 車 : 岡山道岡山総社IC〜国道180号線〜県道270号線
駐車場: 造山古墳の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
造山古墳を利用して築かれたお城。

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