常陸 枝川城


お城のデータ
所在地 茨城県ひたちなか市枝川
遺 構 なし
形 式 平城 築城者: 江戸通弘 築城年代: 応永33年


見 ど こ ろ
 枝川城は、那珂川左岸にある枝川小学校の北側一帯の住宅地・畑地となっている一帯に築かれていた。水戸城の出城であり、那珂川の渡しと河川港を管理する役目を担っていたとか。枝川城は、東西約330m×南北約120mの長方形をした縄張りとなっている。遺構は何も残っていないが、小学校北側の道路が堀跡で、ここを基点としてほぼ城の規模を把握することができる。


歴     史
 枝川城は、応永33年に水戸城を大掾通幹より奪取した江戸通房が子の江戸通弘に命じて築かせた。通弘は枝川氏を称して以後、枝川城を代々居城としていた。天正18年に佐竹義宣は豊臣秀吉による小田原征伐に参陣して常陸の支配を認められ、水戸城の江戸重通を攻めた。この時、水戸城と共に枝川城も攻められ落城した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR常磐線水戸駅〜バス/枝川舟付
 車 : 東水戸道水戸南IC〜国道6号線〜県道232号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
那珂川の渡しと河川港を管理する役目を担っていたお城。

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