越前 金山城


お城のデータ
所在地 福井県敦賀市関
遺 構 曲輪、土塁、横堀、竪堀
形 式 山城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
( 二の曲輪北側の土塁 )
 金山城は、越前と若狭の国境にある関峠を押さえる位置にある丘陵に築かれている。関町の県道沿いにある「関リサイクルセンター」の背後の山が金山城で、センターのゲート右手から緩やかな尾根筋をひたすら登る。

 金山城の縄張りは、山頂部に土塁が囲繞した主郭と二の曲輪が配され、主郭北側と二の丸東側には内桝形の虎口が設けられている。また、二の曲輪に続く東側を除く三方向の斜面には8条の竪堀があった。

 主郭の北側に一段低く三の曲輪と四の曲輪があり、主郭部よりは削平は甘い部分もあるが、周囲に土塁を巡らし、その内側に横堀を構築している。どの曲輪も雑木とブッシュに覆われいるが、山城好きには見応えのある遺構が完存していた。 


歴     史
( 主郭西側の土塁 )
 金山城は、築城年代や築城者など詳細なこと定かではない。永禄年間に朝倉氏が若狭に侵攻して国吉城など若狭守護武田氏を攻めているが、この頃には若狭と越前との国境に位置する金山城が朝倉方の城として文献に記載されている。


お城へのアクセス
鉄 道: JR小浜線粟野駅〜徒歩約10分
 車 : 北陸道敦賀IC〜国道8号線〜国道27号線〜県道225号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
越前と若狭の国境に築かれた境目のお城。

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