越前 松岡陣屋


お城のデータ
所在地 福井県吉田郡永平寺町松岡葵1丁目
遺 構 なし
形 式 陣屋 築城者: 松平昌勝 築城年代: 承応2年


見 ど こ ろ
 松岡陣屋は、九頭竜川左岸に築かれた陣屋で敷地7,780坪あり、土塁と堀が囲繞した縄張りで、陣屋を取り囲むように約107軒の武家屋敷があり、その周りに川に沿って東西に細長く形成された城下町が形成されていたとか。現在では、住宅地となっていて陣屋の遺構は何も残っていないが、案内板と背後に陣屋にあった椿が今も残っている。


歴     史
 正保2年に福井城主松平忠昌が病没し、庶長子松平昌勝は越前松岡にて5万石を分知され大名に列した。昌勝は、承応2年に松岡の地に陣屋を築いた。

 松岡松平2代昌平は、享保6年に福井本家6代吉邦が死去により、本家7代を相続して宗昌と名を改めた。これにより松岡陣屋は廃され「明屋敷」と称される畑地となった。


お城へのアクセス
鉄 道: えちぜん鉄道勝山永平寺線松岡駅〜徒歩約10分
 車 : 北陸道福井北IC〜国道416号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
藩祖松平昌勝も愛でた椿がそのまま残っている陣屋。

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