越中 新庄城


お城のデータ
所在地 富山県富山市新庄字古城割
遺 構 なし
形 式 平城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 新庄城は、常願寺川と荒川に挟まれた要害の地で北陸道を押さえる城で、別名太田新城・辰城とも呼ばれていた。

 資料に拠れば、城の縄張りは本丸と二の丸から成る複郭式の平城で、土塁と堀が囲繞していたとか。現在は、新庄小学校の敷地と成っていて、遺構などは何も残っていない。


歴     史
 新庄城は、築城年代や築城者は定かでないが、天正17年に長尾為景が越中へ攻め入った際に新庄に布陣して神保慶宗らを敗走させており、この頃には城があったと推定されている。

 元亀3年、上杉謙信の武将鰺坂長実が在城し、上杉方の重要拠点の一つとなっていた。天正8年、謙信の死後、越中へ侵攻した織田信長方の神保長住が新庄城を攻め、その後富山城に本拠を構えた佐々成政方の城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: 富山地方鉄道東新庄駅〜徒歩約5分
 車 : 北陸道富山IC〜国道41号線〜県道177号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
上杉氏の越中支配の重要拠点となったお城。

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