駿河 二ツ山南砦

お城のデータ
所在地：	静岡県藤枝市青葉町３丁目
遺　構：	曲輪、竪堀
形　式：	丘城	築城者：	徳川家康	築城年代：	天正7年

見　ど　こ　ろ

家康が築いた二ツ山の陣城は、現在の岩城神社がある岩城山（八幡山）と南にある正泉寺裏山（正泉寺山）に築かれた。二ツ山南砦は、岩城山と対をなす小高い独立丘で、正泉寺北側から尾根筋を登ると尾根筋を削平した帯曲輪の虎口が出迎えてくれる。 　南砦の縄張りは、南北に細長い丘陵山頂部を削平して現在熊野権現社の建つ曲輪と一段高くなった主郭と二つの曲輪がある。主郭側は自然地形に近く、主郭から東西に伸びる尾根筋にもそれぞれ二段の曲輪が配されているが、ここも自然地形に近い。

歴　　　　　史

二ツ山南砦は、天正7年に徳川家康によってきずかれた。西駿河へと侵攻した家康は、田中城攻略のため陣城を築いて対陣した。

お城へのアクセス
鉄　道：	ＪＲ東海道本線藤枝駅〜バス／岩城神社
車　：	東名大井川焼津藤枝ＳＩＣ〜県道277号線〜県道376号線
駐車場：	正泉寺の参拝者用無料駐車場を利用

ひとくち ＭＥＭＯ

家康が田中城攻略のために築いた陣城。

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