伊予 花見山城


お城のデータ
所在地 愛媛県松山市堀江町
遺 構 曲輪
形 式 平山城 築城者: 不明 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 花見山城は、新池の東側にある比高14m程の小分離独立丘に築かれた城だ。

 丘陵の最高所に本丸を置き、北から南へ二の丸・三の丸と階段式に曲輪が配置された縄張りだ。現在は、本丸は、祇園神社の小さな祠が建てられ、二の丸・三の丸はミカン畑となっている。本丸西斜面に石垣があると資料にあったが、草に覆われ見ることができなかった。本丸西側麓の道路沿いに案内板があり、そこから登ると城主西山氏(河野通孝の後裔)の墓があった。


歴     史
 花見山城は、築城者や築城年代は定かではないが、一説に拠れば、応安元年河野通堯は葛籠屑城主村上大蔵大夫に命じて、花見山に出城を築かせたとも云われている。

 永正年間には河野通孝が居城していた。その後、福角家重・家定・家資と福角氏代々の居城であった伝えられているが文献資料で裏付けはされていない。天正13年、小早川隆景が湯築城主河野通直を攻めた際に湯築城共々落城し廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR予讃本線堀江駅〜徒歩約10分
 車 : 松山道松山IC〜国道33号線〜国道196号線/花見橋〜市道
駐車場: なし。(案内板のある場所に2台程度の駐車スペースあり)


ひとくち MEMO
ミカン畑となってしまった小さなお城。

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