武蔵 羽尾城

お城のデータ
所在地：	埼玉県比企郡滑川町羽尾字金光寺
遺　構：	曲輪、土塁、空堀
形　式：	丘城	築城者：	山崎若狭守	築城年代：	元亀3年

見　ど　こ　ろ

（ 曲輪内の全景 ） 　羽尾城は、蛇行しながら南流する市野川左岸に面した台地端を利用して築かれている。羽尾打越金光地集会所から南側の林と畑地となっている一帯が城跡で、集会所からの農道脇に城の標柱が立てられていた。 　羽尾城は、台地上をコの字に囲むように土塁と空堀を構築して背後を固めた主郭と南の台地端に向けて一段下に二の曲輪が配された複郭式縄張りとなっている。遺構は、主郭部を取り囲む土塁と空堀、北側に土橋と虎口を確認することができた。

歴　　　　　史

羽尾城は、元亀3年に松山城の出城として山崎若狭守が普請奉行として築き、山田伊賀守が城主となった。天正3年に伊賀守が没して山崎若狭守が城主となった。天正18年の豊臣秀吉の小田原征伐の際に前田利家によって攻め落とされた。

お城へのアクセス
鉄　道：	東武東上線森林公園駅〜バス／金越集会所
車　：	関越道東松山ＩＣ〜県道47号線
駐車場：	なし（羽尾打越金光地集会所脇に駐車スペースあり）

ひとくち ＭＥＭＯ

主郭をコの字に取り囲むように土塁と空堀が残るお城。

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