紀伊 日置勝山城


お城のデータ
所在地 和歌山県西牟婁郡白浜町勝山
遺 構 曲輪、土塁、石垣、空堀
形 式 山城 築城者: 安宅氏 築城年代: 室町時代


見 ど こ ろ
 日置川東岸、安宅本城の南の要が勝山城だ。比高200mの勝山山頂に(写真の右側)に勝山城は築かれている。城跡には、城の遺構が手つかずのまま残されているとのことだが、「城山へは岬側の梅畑から稜線に沿って登る。」と地元の方に教えてもらったが、登城道は今はなく単独行は危険とのこと。機会があれば山頂の城跡まで登ってみたい。今回は、安宅本城から勝山城を遠望するだけに終わった。


歴     史
 勝山城は、室町時代に安宅氏によって安宅本城の支城として築かれた。安宅の湊に出入りする舟を山の上から威圧し、また沖合の見張り場としての機能を果たしていた。大永6年から起きた安宅内乱では、安宅実俊の子安定丸を推す一派が、この勝山城に立て籠もり、八幡山城の安宅定俊と安宅氏の跡目を争って戦った。


お城へのアクセス
鉄 道: JR紀勢本線紀伊日置駅〜徒歩約15分(登城口)
 車 : 紀勢道日置川IC〜県道37号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
登場道は消え、道無き道をただひたすら登るとの情報があるお城。

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